一週間の疲れが抜けず、さらに飲み会の翌日で気だるい土曜の朝。
布団の中から外に目をやると、台風の影響か、昨日からすばらしい青空が広がっている。
10年前ならこんなシチュエーションなら、すっ飛んで空港へ出かけていったものだが、そんな瞬発力はない(苦笑)。
関空か、はたまた小松か。小一時間ネットで調べる。そして北へ向かうことにした。
福井を過ぎたところで、ビジが急激に落ち始めた。雲がない、あっさりとした空に。濃い青空と真っ白な雲は一体どこへ!?
さらに、ここで脚立を家に置き忘れたことに気づいてしまった。orz
なんという事だ・・・久々に撮るとこんなミスを犯してしまう。買うことも考えたが、脚立は既に自宅に2個、実家に1個ある。これ以上買うのも気が引ける。
これも来週からの撮影weekの予行演習ということで、気を取り直して片山津インターを降りた。
スカイパークこまつ翼へ。少年サッカーを横目にフェンス脇まで行くと、予想通り、目の高さがフェンスの高さだった。
背伸びして、つま先立ちでレンズを構える。フェンスにはセンサーがついていて、揺らすと自衛隊がすっ飛んでくるらしい・・・
撮影は困難を極めた。
地方空港で見る747はとてつもなくデカい。
これが、目の前の誘導路にやってくる。期待に(機体に)胸が膨らんだ。
PENTAX K-7 / DA★60-250mm F4
スタンダードに着陸を。この手前のカットは、747-8独特のしなる翼端が写っているが、滑走路手前で待たされるイーグルとの絡みカットを採用した。
PENTAX K-7 / DA★60-250mm F4
747のシルエットが、甲高いエンジン音とともにこちらに向かってくるだけでワクワクする。
PENTAX K-7 / DA16-45mm F4
なんと、真横は24mm(35mm判換算)でもカツカツで入りきらなかった。レイクドウイングチップがデフォルメされて写る近さだ。
PENTAX K-7 / DA★60-250mm F4
そしてインチョンへ。
日曜便は昨年から増便されたシカゴ直行便のため、低い上がりらしい。
747の低い上がりと聞いただけで、蒸し暑い夕方のマイアミで見たアトラスの747を思い出す。ぜひこいつの低いシカゴ便を撮りたい。